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エヌビディア 1220.03(+55.66 +4.78%)
エヌビディアが半導体企業としては初めて時価総額が3兆ドルに達した。AIに使用される同社のチップへの飽くなき需要の急増で、今年の同社株は147%上昇し、時価総額も約1兆8000億ドル追加された。本日の株価は一時1223ドルまで上昇し、時価総額はアップルを抜いている。
同社は減速の気配もライバルに追いつかれる気配もない中で、同社のフアンCEOは今週台湾で開催されている台北国際コンピューター見本市(COMPUTEX)に先立つ基調講演で、AIアクセラレーターを毎年アップグレードする計画であることを明らかにしていた。また、生成AIの台頭は新たな産業革命で、この技術がPCに移行する際にわれわれは大きな役割を果たすことを期待しているとも語っていた。
アナリストは「この大変革はまだ初期段階にあり、見通しがさらに良くなったことを好感し、GPU、CPU、ネットワークの各面で勢いが増し、コンセンサス予想の上振れが期待できる」と述べている。同社は大量のAI投資の最大受益者であり、世界で最も価値のある企業の一角に躍り出ている。マイクロソフトの時価総額を抜くのも時間の問題との見方も出ている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース(minkabu PRESS)
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最終更新:6/6(木) 5:19
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