〔ロンドン外為〕円、153円台前半=一時34年ぶり安値(11日正午)

4/11 20:24 配信

時事通信

 【ロンドン時事】11日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、米国の早期利下げ期待後退を受けて円売り・ドル買い基調となる中、米長期金利の低下につれて1ドル=153円台前半と下げ幅を縮小した。正午現在は153円02~12銭と、前日午後4時(152円72~82銭)比30銭の円安・ドル高。
 円は、堅調な米消費者物価指数の結果を背景に米利下げ期待が後退し、円売り圧力が強まった海外市場の流れを引き継いだ。一時1990年6月以来約34年ぶりとなる153円30銭付近まで下落したが、その後は米金利の低下を受け、円は押し戻された。
 対ユーロは1ユーロ=164円19~29銭(前日午後4時は164円23~33銭)と、04銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0725~0735ドル(同1.0748~0758ドル)。
 ポンドは1ポンド=1.2535~2545ドル(同1.2461~2571ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9118~9128フラン(同0.9118~9128フラン)。(了)

時事通信

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最終更新:4/11(木) 21:26

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