NY株式:NYダウは55ドル安、ハイテクが支援
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は55.39ドル安の43,389.60ドル、ナスダックは111.69ポイント高の18,791.81で取引を終了した。
材料乏しく寄り付き後、まちまち。11月NAHB住宅市場指数が予想外に改善したことや根強い成長期待が支えたが、ダウは利益確定売りに押され、終日軟調に推移した。ナスダックは電気自動車メーカー、テスラ(TSLA)の上昇や長期金利の低下、半導体エヌビディア(NVDA)の決算を期待した買いが支援し上昇。まちまちで終了した。セクター別では、自動車・自動車部品やテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、不動産管理・開発が下落。
ヘルスケア会社のCVSヘルス(CVS)は物言う株主のヘッジファンド、グリーンビュー・キャピタル・マネジメントとの建設的な協議後、新たに同社から取締役4人を受け入れることで合意、業績改善期待に買われた。電気自動車(EV)メーカーのテスラ(TSLA)はトランプ次期政権が自動運転を巡る規制緩和を検討しているとの報道で、上昇。
格安航空会社のスピリット(SAVE)はニューヨーク州の裁判所に連邦破産法第11条の適用を申請したと発表し、下落。半導体のエヌビディア(NVDA)は次世代人工知能(AI)半導体「ブラックウェル」を巡りサーバーラック接続時に過熱する問題が生じ一部デザインの変更が報じられ、下落。競合のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は上昇した。
関係筋によると、トランプ氏の側近が財務長官にFRB元理事のウォーシュ氏の起用支持を示唆したという。
(Horiko Capital Management LLC)《ST》
フィスコ
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最終更新:11/19(火) 7:50