33歳・年収300万円自営業女性「比較的、倹約家の私」がNISAでオルカンに約5年間積み立てて感じたこと

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

◆33歳・年収300万円自営業女性の積立投資の取り組みと運用成績は？

今回は千葉県に住む33歳女性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成

本人、夫（35歳）、子ども（2歳）

▼金融資産

年収：本人300万円（配偶者の年収は不明）
金融資産：現預金200万円、リスク資産280万円

▼リスク資産の内訳

・投資信託：280万円

▼積立投資実績

（※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載）
・eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）／NISA：2019年から

2019年から約5年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額はNISAでオルカンに「月3万3333円」で積み立てしているとのこと。

運用実績については「元本約170万円→運用益込280万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。

しかし、「運用益がコロナ禍ではマイナスに推移していたことがあり、当時はマイナス40万円ほどになった」と、下落相場も経験しています。

当時は「積立を続けるかどうか不安になりました」と、やめてしまうことも考えたといいますが、踏みとどまって続けた結果「その後半年から1年ほどで含み損が解消し、現状は運用益60％となっている」と、無事に利益を出すことができたそうです。

全体としては「運用益も含めると、資産は右肩上がりに増えている。これまで貯金していたお金は、ほぼ全て投資にまわし、5年ほどで何もしなくても100万円以上資産を増やすことができた」と説明されています。

◆33歳・年収300万円自営業女性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは？

ご自身については「比較的倹約家」だといい、「独身の頃から、飲み物や弁当も家から職場に持っていくタイプだったので、積立投資も向いていると思います」と分析する投稿者。

積立投資を始めてよかった点として、「お金のことを勉強するきっかけができた」とコメント。

積立投資を始めた影響で「家族のお金や教育資金も、貯金や保険から積立投資に変えることができた」と、貯蓄方法を変更することになったそうで、積み立てた資産は「子どもの学費など、まとまったお金が必要になったタイミングで引き出す予定」と計画されています。

積立投資を始める人へは、「マイナス益でも、安く買えていると思ってひたすら積み立てること。一喜一憂しないことです」と、経験を踏まえたアドバイス。

新NISAについては、「まずは、つみたて投資枠の金額を増やしたいです」と語られていました。

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