前場コメント No.7 三機S、エンJPN、ディップ、あすかHD、アドバンテ、ポエック

4/15 11:37 配信

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現在値
ディップ2,675-37
エンJPN2,631-26
あすか製薬2,329+69
三機サビス1,311-20
アドテスト4,996-393

★9:50  三機サービス-大幅安 3Q累計営業益36%増も進ちょくの遅れを嫌気
 三機サービス<6044>が大幅安。同社は12日、24.5期3Q累計(6-2月)の連結営業利益は4.7億円(前年同期比35.6%増)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は64.3%。
  
 受託エリアや管理店舗数拡大のほか、多種多様な空調工事にも対応できる多能工化のさらなる進化や、粗利改善・M&Aといった各種プロジェクトの効果によって生産性が上昇したことも寄与した。
 
 なお株価は、直近は高値圏で推移していたこと、進ちょく率がやや低めとなっていることなどから、売りが優勢となっている。

★9:56  エン・ジャパン-SMBC日興が投資評価を引き上げ 利益回復・成長期待が醸成される局面へ
 エン・ジャパン<4849>が大幅反発。SMBC日興証券では、利益回復・成長期待が醸成される局面を予想。投資評価は「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は2700円→3900円に引き上げた。

 積極投資方針が懸念され株価は低迷してきたが、ようやく利益回復・成長期待が醸成される局面になったと判断している。積極投資の成果もでており、25/3期にはengageを中心とした売上拡大により利益水準が大きく回復、投資回収期となる26/3期には過去最高益を更新するとみている。エン転職とエンワールドの成長鈍化といった課題はあるが、今後はengageの成長性・利益成長へと焦点が移っていくと予想。成長ドライバーが engage になっていくとみる中、結果として、事業ポートフォリオの転換を図った戦略は正しかったという見方が、今後、株式市場では広がっていくと考えている。

★9:56  ディップ-急騰 今期営業益5%増見込む 前期は11%増
 ディップ<2379>が急騰。同社は12日、25.2期通期の連結営業利益予想を134億円(前期比5.0%増)に、年間配当予想を88円(前期は88円)にすると発表した。市場コンセンサスは135億円。

 今期はアルバイト・パート求人広告市場の成長を保守的に想定し、市場成長率を横ばいの前提とした。広告宣伝費・販売促進費は、独自のプロモーションによる効率的な運用を継続、また、売上高に占める人件費比率を抑制する計画としている。

 24.2期通期の連結営業利益は128億円(前期比10.6%増)だった。人材サービス事業の堅調な伸びとDX事業の高い成長が寄与した。会社計画は119億円。

★9:56  あすか製薬HD-いちよしがフェアバリューを引き上げ 26.3期以降の業績予想を引き上げ
 あすか製薬ホールディングス<4886>が小幅安。いちよし経済研究所では、26.3期以降の業績予想を引き上げた。レーティングは「A」を継続、フェアバリューは2700円→3100円に引き上げた。

 いちよしでは、経口避妊薬LF111が国内第3相臨床試験で主要評価項目を達成した点に注目。4月の薬価改定による製剤の平均引き下げ率が4%弱となった点にも言及している。営業利益は24.3期に前期比10%増と推定、25.3期に同18%増と予想している。経口避妊薬の新薬 LF111の開発ペースが予想以上のため、26.3期以降の業績予想を引き上げた。

★9:57  アドバンテスト-大幅反落 SOX指数3%超の下落 悪材料重なりセンチメント悪化
 アドバンテスト<6857>が大幅反落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の下落が材料視されている。

 12日の米国市場では、インフレ長期化の懸念や中東情勢の悪化など複数の悪材料が重なり、センチメントが悪化。株価は全面安となった。ハイテク株も弱く、SOX指数は3%超の下落。エヌビディア、インテル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズなどが大幅安となった。

 米ハイテク株の下落を受けて東京市場でも半導体株が軟調に推移している。東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>、野村マイクロ・サイエンス<6254>なども安い。

★10:02  ポエック-大幅安 上期営業益2.5倍も利益確定の売り
 ポエック<9264>が大幅安。同社は12日、24.8期上期(9-2月)の連結営業利益は3.6億円(前年同期比2.5倍)だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は60.7%。
 
 成長市場をターゲットに設定して営業展開を図ってきたことにより新規得意先との販路が広がったことで、動力・重機等事業が前年同期比で大幅増益で着地した。
 
 なお、株価は4月初旬に年初来高値を更新するなど、高値圏で推移していたことから、利益確定の売りが優勢となっている。

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最終更新:4/15(月) 11:37

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