NY株、一時1300ドル安=トランプ氏のFRB圧力で
【ニューヨーク時事】連休明け21日のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)への圧力を強めていることに警戒感が広がり、4営業日続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前営業日終値比971.82ドル安の3万8170.41ドルで終了。下げ幅は一時1300ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は415.55ポイント安の1万5870.90で引けた。
トランプ氏は先週に続き、この日もFRBのパウエル議長に利下げを迫るメッセージをSNSに投稿。中央銀行であるFRBの独立性が揺らぐとの懸念が高まり、ほぼ全面安の展開となった。株に加えてドルと米国債が売られる「トリプル安」も再燃した。
時事通信
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最終更新:4/22(火) 6:25