前場コメント No.1 小林製薬、FPG、ジンジブ、TOPPANHD、日邦産、イシン

3/25 11:30 配信

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現在値
宝HLD1,027.5+4
紀文食品1,147-2
小林薬5,543-37
FPG2,142-4
トッパンH3,637+5

★9:00  小林製薬-売り気配 紅麹関連製品を自主回収 腎疾患発生の報告
 小林製薬<4967>が売り気配。同社は22日、機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人において、腎疾患などが発生したとの報告を受けたと発表した。

 これを受け、使用している自社製造の紅麹原料などの成分分析を行った結果、一部の紅麹原料に同社の意図しない成分が含まれている可能性が判明した。対象製品については、自主回収する。現時点では腎疾患などとの関連性の有無の確定には至っていないが、予防的措置として対象製品を自主回収するとしている。

 25日付の日本経済新聞朝刊によれば、同社は24日に、紅麹原料を飲料や食品メーカーなど52社に供給していたことを明らかにしたという。宝ホールディングス<2531>傘下の宝酒造や紀文食品<2933>が一部商品の自主回収を発表したとしている。

★9:01  FPG-買い気配 通期最終益を上方修正 期末配当予想を増額修正
 FPG<7148>が買い気配。同社は22日、24.9期通期の連結純利益予想を従来の132.0億円から150.0億円(前期比%20.3%増)に引き上げると発表した。

 国内不動産ファンド事業における不動産小口化商品の好調な販売が継続していることを受け、当初計画を大幅に超過する見通しから、前回予想を上回る見通し。

 また、24.9期の期末配当予想を38.75円から49.25円(前期は73.00円)に修正した。年間配当予想は88.00円(前期は73.00円)となる。

★9:01  ジンジブ-2日目は売り気配/東証グロース上場 寄り前3900円
 3月22日に新規上場したジンジブ<142A>は2日目は一転して売り気配で始まった。公開価格の2.3倍となる4025円で、差し引き約6万株の売り越し。直前の寄り前気配は3900円前後だった。
 同社は3月22日に東京証券取引所のグロース市場に上場したが、買い越しのまま初値が付かなかった。きょうは約定代金の即日徴収、自己売買部門の初値買い禁止――の規制が入っている。

★9:01  TOPPAN-買い気配 中国で画像センサー部材 生産能力4割増 日本から移管=日経
 TOPPANホールディングス<7911>が買い気配。23日付の日本経済新聞朝刊は、同社がカメラなどに使うCMOS(相補性金属酸化膜半導体)向け部材の生産を日本から中国に移管したと報じた。

 記事によれば、CMOSなどの非先端分野の製造装置は米国による対中規制から外れており、中国政府は自前の供給網の整備を急いでいるという。同社は現地の生産能力を4割高め、中国需要を取り込むとしている。

★9:01  日邦産業-買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表 中計目標の配当性向を引き上げ
 日邦産業<9913>が買い気配。同社は25日8時30分、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の18.3億円(前期比4.3%減)から19.1億円(前期比0.1%減)に、期末配当予想を42円から74円(前期末は33円)に上方修正すると発表した。

 従来予想に比べて、エレクトロニクスにおける配線板材料の受注が、通信基地局や生成AI向け用途の需要拡大に伴って予想値を上回る見通しとなった。併せて、中期経営計画2025の一部改定も発表した。株主還元については、配当性向を従来の35%から50%めどへ引き上げるとしている。

★9:01  イシン-買い気配スタート/東証グロース上場 寄り前は2640円
 企業の自治体向けマーケティング支援事業などを行うイシン<143A>はきょう、東京証券取引所のグロース市場に上場した。公開価格1080円の買い気配で始まり、差し引き約24万株の買い越し。直前の寄り前気配は2640円前後だった。

 主幹事はみずほ証券で、公開株数は56万3500株。企業紹介メディアの運営。創業以来ベンチャー振興、地方創生、オープンイノベーション――の3つの領域で事業を展開している。

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最終更新:3/25(月) 11:30

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