デンソー-続落 フィンランド企業とカーボンナノチューブ技術の実用化に向け覚書締結
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デンソー<6902>が続落。同社は4日、Canatu(フィンランド)とカーボンナノチューブ技術の実用化に向けて覚書を締結したと発表した。
同社はこれまでも、カナツの持つ高度な透明導電膜形成技術と、同社が自動車分野で培った技術や量産に関する知見を組み合わせることで、カーボンナノチューブに関する共同研究に取り組んできた。これを受けて、具体的な共同開発に進み、今年4月にはフィンランドにあるカナツの工場で、カーボンナノチューブの生産性を大幅に向上させるリアクターの開発に成功したほか、カーボンナノチューブを使ったクルマのカメラやフロントガラス用透明ヒーターの開発を進めてきたという。
今回の覚書締結を受けて、透明ヒーターの実用化に向けて開発を加速するとともに、新たに環境技術に応用し、カーボンニュートラルの実現に貢献する技術の確立をめざすとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
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最終更新:12/5(木) 13:36