セージが大幅安 臨床試験で主要目標を達成できず=米国株個別

4/18 0:52 配信

株探ニュース

(NY時間11:50)(日本時間00:50)
セージ 12.10(-3.54 -22.62%)

 バイオ医薬品のセージ・セラピューティクスが大幅安。パーキンソン病の治療薬に関する中間段階の臨床試験で主要目標を達成できず、プラセボとの比較でも統計的に有意な差を示せなかったと発表した。

 今回の発表を受けてアナリストは投資判断を「売り」に引き下げている。「今回の結果はハンチントン病やアルツハイマー病のような他の適応症における認知機能への有用性を示す可能性に疑問を投げかけるものだ」と述べた。

 「同社は強力なバランスシートを持つが、現金喪失は大きく、パイプラインからのポジティブなアップデートが必要だと考える」と述べた。

【企業概要】
 中枢神経系(CNS)障害を治療する新薬の開発と商品化に取り組むバイオ医薬品会社。産後うつ病の急性介入治療に使われる静脈内投与型製剤ZULRESSO(ブレキサノロン)を商品化した他、大うつ病性障害や産後うつ病を含む特定の感情障害を対象とする新規経口化合物の開発を進める。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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最終更新:4/18(木) 0:52

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