香港前引け:4日ぶり反落も17000ポイント守る 米利下げ期待後退

4/11 13:13 配信

トレーダーズ・ウェブ

 11日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.76%安の17009.49ポイントだった。中国企業指数は0.70%安の5974.63ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で518億9000万HKドル。

 ハンセン指数はマイナス圏で軟調に推移した。前日に回復した心理的節目の17000ポイントを下回る水準での値動きが目立ったが、同節目を守って前場の取引を終えた。米3月消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びとなったことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待が大きく後退し、前日のNY市場が下落した流れを引き継いだ。また、中国国家統計局が発表した3月の消費者物価指数(CPI)が0.1%上昇となり、上昇率が市場予想の0.4%から下振れたことも嫌気された。

 個別では、中升集団(00881)が7%超下げたほか、新世界発展(00017)や無錫薬明康徳新薬開発(02359)の下落も目立った。半面、中国宏橋(01378)や紫金鉱業集団(02899)、万洲国際(00288)が買われた。

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最終更新:4/11(木) 13:13

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