前場コメント No.5　ギフトＨＤ、Ｉ・ＰＥＸ、クスリのアオキ、日東電、ＩＤＨＤ、くすり窓

★9:14　 ギフトＨＤ－続伸　2月度の既存店売上高14％増
　ギフトホールディングス<9279>が続伸。同社は5日、2月度の直営既存店売上高は速報値で前年同月比14.1％増だったと発表した。全店は同28.7％増となった。
　
　うるう年の影響で営業日が昨年よりも1日多く日並びについては良い条件だったほか、前月に一部店舗で実施した価格改定は暖冬にも関わらず、客足への影響はなく、売上、客数ともに、昨年を上回る水準となった。


★9:14　 Ｉ－ＰＥＸ－岩井コスモが目標株価引き上げ　中期的な成長と収益性改善に期待
　Ｉ－ＰＥＸ<6640>が続伸。岩井コスモ証券では、3つの成長ドライバや工場再編の動きから中期的な成長と収益性改善に期待できると判断。投資判断「A」を継続、目標株価を2000円→2300円と引き上げた。

　同社の成長については、1.圧電MEMSファウンドリ、2.法医学関連商品、3.コネクタにおけるサーバー向け需要の拡大と主に3つに期待できる。今期は、需要回復の鈍さが残っているため緩やかな回復となる見込み。一方で、3つの成長ドライバや工場再編の動きから中期的に成長と収益性改善に期待できると岩井コスモでは考えている。これに加えて、苦しい時期を抜けたとみて、投資判断「A」を継続、目標株価を引き上げた。

★9:15　 クスリのアオキ－続伸　2月度既存店売上高9％増　全店は14％増
　クスリのアオキホールディングス<3549>が続伸。同社は5日、2月度の月次営業速報を発表した。既存店売上高は前年同月比8.6％増、全店では同13.9％増だった。

★9:17　 日東電工－岩井コスモが目標株価引き上げ　為替が急に変動しなければ来期の増益は可能
　日東電工<6988>が続落。岩井コスモ証券では、今期は若干の上振れ、為替が急に変動しなければ来期の増益も可能と判断。投資判断「B+」を継続、目標株価を14000円→15500円と引き上げた。

　肺繊維症治療薬の開発中止やVRディスプレイの伸び悩みがあったが、スマホ向け材料や偏光板が堅調なほか、HDDヘッド用サスペンション（回路基板）も復調している。円安が継続していることも追い風となり、今期は若干の上振れが期待できると岩井コスモではみている。来期については、為替が極端に円高方向に反転しなければ、オプトロニクス事業の伸長やバイオ医薬品受託製造（バイオ CDMO）事業の拡大により増益を見込むとしている。

★9:17　 ＩＤＨＤ－岩井コスモが目標株価引き上げ　中期的成長性を評価
　ＩＤホールディングス<4709>が5日続落。岩井コスモ証券では、中期的成長性を評価。投資判断「A」を継続、目標株価を1850円→2000円と引き上げた。

　通期計画に対する進ちょく率は売上高73.5％、営業利益81.9％と順調で、通期の着地は上振れが期待できる。25.3期は既存システム更新やDX需要が堅調で、中計目標の売上高350億円、営業利益30億円を達成できそうだ。ストックビジネスの「システムマネジメント」も好調に推移しており、同社は今後、従来型運用から次世代型運用への移行を進めて高付加価値化を進める考え。24年1月にはバーチャルオペレーションセンターの販売も開始した。岩井コスモでは、同社の中期的成長性を評価し、投資判断「A」継続、目標株価を引き上げた。

★9:19　 くすりの窓口－4日ぶり反発　「処方せんネット受付サービス」がアカカベ薬局66店舗に新規導入
　くすりの窓口<5592>が4日ぶり反発。同社は5日、運営する処方せんネット受付サービス「EPARKくすりの窓口」が、大阪府内にドラッグストア・調剤薬局を展開するアカカベ（大阪府大東市）の調剤薬局66店舗に導入され、2024年2月29日から同サービスが利用可能になったと発表した。