日経平均は450円安と3日ぶり大幅反落、一時持ち直すも軟調推移=21日後場
21日後場の日経平均株価は、前週末比450円36銭安の3万4279円92銭と3日ぶりに大幅反落。TOPIX(東証株価指数)も同30.22ポイント安の2528.93ポイントと下落した。現地18日の米国市場が聖金曜日で休場だったことから、海外投資家の売買注文の縮小が見込まれるなか、対ドルで円高方向に振れたことを受け売りが先行。その後も弱含みのなか下げ幅を拡大し、日経平均は午後零時30分に同513円30銭安の3万4216円98銭を付けた。その後、持ち直す場面もみられたものの、円高・ドル安方向に進んだことも重しとなったもよう。
東証プライム市場の出来高は14億2400万株、売買代金は3兆857億円。騰落銘柄数は値上がりが653銘柄、値下がりは937銘柄、変わらずは47銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が下落、4業種が上昇した。デンソー <6902> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株や、出光興産 <5019> 、ENEOS <5020> などの石油石炭製品株が下落。古河電工 <5801> 、住友電工 <5802> などの非鉄金属株や、ダイキン <6367> 、菱重工 <7011> などの機械株も安い。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も軟調。日本郵政 <6178> 、リクルートH <6098> などのサービス株や、MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株も弱かった。一方、王子HD <3861> 、日本紙 <3863> などのパルプ紙株や、JR東日本 <9020> 、JR西日本 <9021> などの陸運株が上昇した。
個別では、住友ファーマ <4506> 、スクエニHD <9684> 、マツダ <7261> 、航空電子 <6807> 、チヨダ <8185> が下落。半面、GMOインタ <4784> 、メニコン <7780> 、薬王堂HD <7679> 、オークワ <8217> 、三住建設 <1821> などが上昇した。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:4/21(月) 15:48