26日の欧州外国為替市場でポンドドルは荒い値動き。英国予算責任局(OBR)が財政予測を公表し、2029-30年度の財政余力(財政規律を守りながら政府が使える余裕資金)が217億ポンドと3月時点の99億ポンドから大幅に増加したことで財政悪化懸念が後退し、一時1.3201ドルまで上昇した。ただ、来年の経済成長率(GDP)見通しが+1.9%から+1.4%へ下方修正されるなど、増税による景気減速懸念が台頭すると一転して1.3125ドルまで失速。一方、その後は1.3189ドル付近まで切り返すなど乱高下となっている。
なお、リーブス英財務相は「この予算はインフレを抑制することになる」「財政規律の評価は年1回、予算時に実施する方針」などと発言している。
ドル円はもみ合い。22時時点では156.46円と20時時点(156.48円)と比べて2銭程度のドル安水準だった。156.59円まで本日高値をわずかに更新したが、市場参加者の多くがポンドに注目していたため、ドル円自体の動きは依然として鈍い。
ユーロドルもこう着。22時時点では1.1573ドルと20時時点(1.1573ドル)とほぼ同水準だった。ポンド相場となったため、引き続き1.15ドル台後半で動きが鈍い。
ユーロ円は22時時点では181.07円と20時時点(181.10円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:155.65円 - 156.59円
ユーロドル:1.1563ドル - 1.1596ドル
ユーロ円:180.35円 - 181.27円
越後
最終更新:11/27(木) 11:25