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話題株ピックアップ【夕刊】(1):ソニー、エアウオータ、村田製

10/26 15:16 配信

株探ニュース

■キヤノンMJ <8060>  2,212円  +180 円 (+8.9%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 キヤノンマーケティングジャパン<8060>が大幅高で4日続伸。前週末23日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を5320億円から5370億円(前期比13.5%減)へ、営業利益を210億円から240億円(同26.0%減)へ、純利益を146億円から168億円(同24.5%減)へ上方修正したことが好感された。第3四半期累計(1~9月)決算で、在宅勤務の増加などにより家庭用インクジェットプリンターやITプロダクトが計画を超過したことなどが要因という。また、ゲーミングパソコンが引き続き好調に推移していることも寄与する。なお、業績予想の修正に伴い、従来20円を予定していた期末配当を10円増額して30円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されたようだ。年間配当は50円(従来予想40円、前期60円)となる。なお、同時に発表した第3四半期累計決算は、売上高3929億2900万円(前年同期比15.1%減)、営業利益203億8900万円(同14.7%減)、純利益143億5800万円(同13.0%減)だった。

■東邦亜鉛 <5707>  2,318円  +169 円 (+7.9%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 東邦亜鉛<5707>が4連騰と上値指向を鮮明とし、連日の年初来高値更新と気を吐いた。同社が前週末23日取引終了後、21年3月期通期業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の14億8000万円から40億円(前期実績は142億1700万円の赤字)と大幅に増額しており、これを手掛かり材料に投資マネーの攻勢が加速した。中国では新型コロナウイルスの影響が一巡し経済回復色を強めており、亜鉛市況の回復などを背景に同社の収益改善が進んでいる。

■イトクロ <6049>  1,794円  +114 円 (+6.8%)  本日終値
 イトクロ<6049>は上げ足を加速し114円高の1794円と値を飛ばした。同社はクチコミ情報サイトで国内トップ。全国をカバーした学習塾検索サイト「塾ナビ」や「家庭教師比較ネット」を運営するほか、保育園から大学までの学校情報サイト「みんなの学校情報」などで幅広くユーザー層を獲得している。子供向け習い事情報サイト「コドモブースター」を運営するセンジュを10月末に本体に統合したことで収益力も高まっており、コロナ禍にあっても4月以降回復色を強め、今後の展開力に期待が大きい。株価は9月中旬に1680円の高値をつけた後は調整局面にあったが、今月下旬に入って動きを一変させ新値圏に再浮上している。

■アンジェス <4563>  1,172円  +63 円 (+5.7%)  本日終値
 東証マザーズ指数が下げ止まらない状況にある。きょうで4日続落となり、前週末同様に1200大台攻防を意識させる展開にある。ここまでマザーズ市場を牽引してきた時価総額上位の銘柄が軒並み軟調で投資家心理を冷やした。先駆して大きく株価を切り下げたアンジェス<4563>は目先リバウンドに転じたが、マザーズ時価総額首位のメルカリ<4385>が5%を超える下げとなったほか、弁護士ドットコム<6027>、BASE<4477>なども大幅安となっており、マザーズ指数の変調を映し出している。

■日東富士製粉 <2003>  6,720円  +260 円 (+4.0%)  本日終値
 日東富士製粉<2003>が後場大幅高。午後1時ごろ、21年3月期連結業績予想について、営業利益を39億円から41億円(前期比10.6%減)へ、純利益を30億円から33億円(同2.5%減)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、外食向けパスタや贈答向け菓子用の小麦粉を中心に減少し、売上高は580億円から560億円(同2.7%減)へ下方修正した。ただ、外食事業におけるケンタッキーフライドチキン店が持ち帰り需要を捉えて利益を伸ばしていることに加えて、生産設備にかかる保守計画の見直しによって修繕費の削減を図ったこと、更に、旅費・交通費をはじめとした販管費が減少していることなどが利益を押し上げるとしている。

■アコム <8572>  476円  +14 円 (+3.0%)  本日終値
 アコム<8572>が続伸。前週末23日の取引終了後、未定としていた21年3月期連結業績予想について、営業収益2630億円(前期比5.9%減)、営業利益895億円(同18.3%増)、純利益703億円(同18.0%増)と2ケタの営業増益を見込んでいると発表しており、これが好感された。営業収益は、海外で業容の大部分を占めるタイにおいて、外出禁止令や都市のロックダウンの影響などによる資金需要の低下や、円高バーツ安の為替影響などが響き減収となる見通し。ただ国内で、景気が足もとで一部持ち直しの動きが見られ、期末に向けて資金需要の減少率が鈍化し回復基調に向かう見通しであることや、業容の減少などで金融費用や貸し倒れ関連費用などが減少すると想定していることが利益を押し上げる見込み。なお、同じく未定としていた配当予想について、中間・期末配当を各3円の年6円を予定しており、前期実績に対しては2円の増配となる予定だ。

■ぐるなび <2440>  763円  +20 円 (+2.7%)  本日終値
 ぐるなび<2440>が大幅続伸。24日付の日本経済新聞朝刊で「飲食店情報サイトのぐるなびで、10月1~14日のネット予約の利用数が前年同期比2.5倍に増えたことがわかった」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、政府の外食需要喚起策「Go To イート」が始まったことを受けて、現金と同等のポイントを得られるネット予約が急増したとしており、夕食の予約数は前年の2.1倍、昼食の予約は5.6倍に増えたという。

■ソニー <6758>  8,017円  +197 円 (+2.5%)  本日終値
 ソニー<6758>が買い優勢の展開で売買代金もファーストリテイリング<9983>を上回るなど東証1部上位に食い込んだ。「(同社は)今週28日に決算発表を予定しており、この結果を見極めるまでは手を出しにくいが、PS5の発売を11月12日に控えていることで期待が高まりやすい時期でもある。また、直近はアーティストが視聴者の投げ銭などを振動によって体験できる触覚技術を使ったライブ配信を開始する、と伝わったことも株価の刺激材料となったようだ」(中堅証券ストラテジスト)としている。株価は8000円大台復帰にあと一歩と迫っており、仮に終値で回復すると9月末以来約1カ月ぶりとなる。

■エア・ウォーター <4088>  1,541円  +33 円 (+2.2%)  本日終値
 エア・ウォーター<4088>が続伸。大和証券が23日付で、投資評価を「3」から「2」とし、目標株価を1580円から1800円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同社は近年、成長市場であるインドでの産業ガス事業をはじめ海外展開を加速しており、これを受けて同証券ではこれまで競合に比べて遅れていた海外展開が本格化する局面に入ったことを評価している。また、国内については新たな安定収益源としてバイオマス発電事業の拡大に期待するほか、主力の産業ガス事業も収益性改善を主因に、22年3月期には20年3月期の利益を上回ると予想している。同証券では、21年3月期の連結営業利益予想を470億円と会社予想(460億円)と同程度としているが、22年3月期は同560億円と最高益更新を見込んでいる。

■村田製作所 <6981>  7,383円  +153 円 (+2.1%)  本日終値
 村田製作所<6981>が大幅反発して一時、7500円台に載せ、2000年4月以来、約20年6カ月ぶりの高値となった。前週末23日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が6810億円から7510億円(前年同期比1.3%減)へ、営業利益が970億円から1310億円(同7.9%増)へ、純利益が693億円から990億円(同9.1%増)へ上振れ、減益予想から一転して営業増益で着地したようだと発表したことが好感された。顧客による旺盛な部品取り込みを背景としたスマートフォン向け需要の増加や、リモートワークやオンライン教育を背景としたパソコン関連需要の拡大、各国政府の景気刺激策による自動車向け需要の増加など、新型コロナウイルス感染症による影響からの部品需要の回復が想定より早まったことが寄与したという。

株探ニュース(minkabu PRESS)

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最終更新:10/26(月) 19:28

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