対中関税、一方的引き下げ否定=中国に譲歩求める―米大統領報道官
【ワシントン時事】レビット米大統領報道官は9日の記者会見で、中国からの輸入品に課している合計145%の追加関税について、「トランプ大統領は、一方的に引き下げることはないという立場を維持している」と明言した。その上で、引き下げるには「中国が譲歩する必要がある」と語った。
トランプ氏は同日午前、SNSに「対中関税は80%が正しそうだ」と投稿し、追加関税の引き下げを示唆した。レビット氏はこれに関し、トランプ氏が「提示した」数字にすぎないと説明した。
時事通信
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最終更新:5/10(土) 9:26