本土前引け:反落、イベントを前に様子見 ゲームが全面安

4/10 12:51 配信

トレーダーズ・ウェブ

 10日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.34%安の3038.25ポイントだった。深セン成分指数は1.32%安の9323.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5094億6400万元だった。

 上海総合指数は小安く寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合った。序盤はわずかながらプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かなかった。米国で10日に注目のインフレ指標である3月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるほか、国内では11日以降、CPIや生産者物価指数(PPI)など主要経済指標の発表が相次ぐ。国内外のイベントを前に様子見気分が漂い、投資家はリスクを取りにくくなっている。

 セクター別では、ゲームが全面安。電子化学品、半導体、通信サービス、通信設備なども安い。半面、貴金属、宝飾品、建設機械、ガスなどが買われている。

 上海B株指数は0.01%安の258.10ポイント、深センB株指数は0.25%安の1082.02ポイントだった。

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最終更新:4/10(水) 12:51

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