前場コメント No.3 リーダー電、アルフレッサHD、ラクオリア、ジェイドG、ispace、ZACROS
★9:05 リーダー電子-反落 通期営業損益を下方修正 一転赤字へ
リーダー電子<6867>が反落。同社は16日、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の2.5億円の黒字から1.7億円の赤字(前期は2.2億円の黒字)に下方修正すると発表した。
特に欧州において当年度に受注・売上を予定していたプロジェクトが多数、延期もしくはキャンセルとなったことが主因となり売り上げが減少。相対的に利益率の高いプロジェクトの延期・キャンセルによる利益率の低下および急激な為替の変動による為替差損などを踏まえた。
★9:05 アルフレッサ-底堅い 創薬ベンチャーのジェクスヴァルと資本業務提携
アルフレッサ ホールディングス<2784>が底堅い。同社は16日、希少疾患をはじめ、治療選択肢の限られた疾患領域に特化した創薬ベンチャー企業であるジェクスヴァル(神奈川県藤沢市)との間で、資本提携を行うとともに、業務提携に関する基本合意書を締結したと発表した。
今回の契約締結により、脆弱X症候群やレット症候群、術後せん妄などの治療薬候補の「GXV-001」」の開発・製造・流通・販売などに関する事業について、協働を進めるとしている。
★9:05 ラクオリア創薬-底堅い TRPV4拮抗薬が中国で特許査定
ラクオリア創薬<4579>が底堅い。同社は16日、同社が創出した「TRPV4拮抗薬(ピリミジン-4(3H)-オン誘導体)」の物質特許が同日、特許査定の連絡を受けたと発表した。
今回特許査定を受けたピリミジン-4(3H)-オン誘導体は、TRPV4 の拮抗作用を有する新規な化合物群であり、同社として初めて「TRPV4拮抗薬」での特許査定を受けるものだという。今回の特許査定により、中国において同社の知的財産権が強化されることになったとしている。
★9:07 ジェイドG-反落 自己株取得枠を拡大 80万株→100万株 割合9.32%
ジェイドグループ<3558>が反落。同社は28日、自己株式の取得枠を上限100万株・14億円に拡大すると発表した。
自己株式を除く発行済み株式総数に対する割合は9.32%となる。従来は80万株・12億円を上限としていた。取得期間は2024年4月17日~25年4月16日で変更はない。25年1月16日時点で取得した自己株式の総数は80万株、総額11億1115万5300円となっている。
なお、取得枠の追加幅が物足りないとの見方もあり、株価は売りが優勢となっている。
★9:07 ispace-4日続落 ミッション2マイルストーンの「Success4」成功
ispace<9348>が4日続落。同社は17日8時30分、Mission2“SMBC x HAKUTO-R VENTURE MOON”について、マイルストーンの第4段階であるSuccess4(初回軌道制御マヌーバの完了)に成功したと発表した。
今回、2025年1月17日の日本時間早朝に、初回の軌道制御マヌーバ(推進システムなどのアクチュエーターを制御し、宇宙機の姿勢や位置、軌道などを変えること)を実施し、ランダーを予定軌道へ投入するとともに、主推進系および誘導制御系の動作を確認したとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
★9:07 ZACROS-9日続落 中国で子会社設立 投資総額約13億円
ZACROS<7917>が変わらず挟み9日続落。同社は16日、業務用液体容器CUBITAINER(キュービテーナー)の世界的な需要増に対応するため、中国市場における供給体制の強化を目的として、中国江蘇省無錫市に製造・販売を行う子会社を設立すると発表した。投資総額は約13億円。新設子会社は、同社100%出資により設立され、連結の対象となる予定だとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
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最終更新:1/17(金) 11:30