(ブルームバーグ): イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が7カ月目を迎えようとする中、パレスチナ自治区ガザでの戦闘休止を目指しハマスの代表団がエジプトの首都カイロに到着したと報じられている。
サウジアラビアとイスラエルのメディア報道によると、ハマスの交渉担当者はエジプトが仲介する取引条件を受け入れる用意があるとみられるが、独自に確認はできていない。
イスラエルのチャンネル12は、ハマスの指導部が人質解放計画の第一段階の実施を承認したとの幹部発言を引用した。CNNが米国とイスラエルの当局者の情報を基に伝えたところでは、合意の詳細が固まるにはあと数日かかる可能性がある。
ニュースサイトのアクシオスは、エジプトの仲介者による戦闘休止に向けた取り組みを支援するため、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官がカイロに到着したと報じた。イスラエルはまだ代表団を派遣していないとフランス通信(AFP)は当局者の話として伝えた。
米国とエジプト、カタールの仲介者はガザ南部ラファでのイスラエル軍の軍事作戦の回避を目指し戦闘休止および人質解放のための最新案を提示しているが、4日の早い時点でハマス側はまだ正式な返答はしていない。
原題:Gaza Truce Talks Set to Restart in Egypt With Hopes for Deal (3)(抜粋)
--取材協力:Galit Altstein.
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最終更新:5/5(日) 11:33
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