欧州マーケットダイジェスト・22日 株高・金利上昇・ドル安・円安

1/23 3:25 配信

トレーダーズ・ウェブ

(22日終値:23日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.31円(22日15時時点比▲0.40円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.95円(△0.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1746ドル(△0.0058ドル)
FTSE100種総合株価指数:10150.05(前営業日比△11.96)
ドイツ株式指数(DAX):24856.47(△295.49)
10年物英国債利回り:4.474%(△0.016%)
10年物独国債利回り:2.888%(△0.006%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
ノルウェー中銀、政策金利
      4.00%で据え置き   4.00%
1月ユーロ圏消費者信頼感指数
(速報値)  ▲12.4      ▲13.2・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。トランプ大統領は21日、米国によるデンマーク自治領グリーンランドの取得を巡って、対立する欧州8カ国に対して2月1日から発動を予定していた追加関税を課さないと表明。武力を行使しない方針も明らかにしたことで、グリーンランド問題を背景とした米欧対立激化への懸念が後退した。欧州勢参入後は円売り・ドル買いが先行し、一時158.89円と日通し高値を付けた。
 ただ、NY勢が加わる時間帯に入ると全般ドル売りが進んだ流れに沿って、軟調に推移した。市場では「グリーンランドを巡っては投資家の懸念が払拭されたわけではなく、落ち着くには時間がかかる」との声が聞かれる中、2時30分前に一時158.24円付近まで下落し、東京午前に付けた日通し安値158.18円に迫った。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.32まで低下した。

・ユーロドルは底堅い動き。「グリーンランドを米国が取得しようとしている問題について投資家の懸念は払拭されたわけではない」との声が聞かれる中、NY勢参入後は全般ドル売りが優勢となった。前日の高値1.1743ドルを上抜けると一時1.1751ドルまで値を上げた。
 なお、トランプ米大統領はFOXビジネスが22日放映したインタビューで、「欧州諸国が株や債券などの米国資産を売却した場合、米国は『大きな報復』に踏み切る」などと話した。
 欧州中央銀行(ECB)がこの日公表した12月17-18日分の理事会議事要旨では「インフレ率が目標近辺で推移する中、ECB当局者らは金利調整を急いでいない」ことが明らかに。「当局者らは2026年を通じて金利が据え置かれるとの市場の見方に違和感を持っていない」との見解も示された。

・ユーロ円は23時過ぎに一時186.02円とユーロ導入以来の高値を付けた。日本の財政悪化への懸念が根強い中、円売り・ユーロ買いが優勢となった。ただ、そのあとはドル絡みの取引が中心となったこともあり、185円台後半でのもみ合いに転じた。

・ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。グリーンランド問題を背景とした米欧対立激化への懸念が後退したことで買いが先行したものの、買い一巡後は伸び悩んだ。市場では「グリーンランドを巡っては投資家の懸念が払拭されたわけではなく、落ち着くには時間がかかる」との声も聞かれた。

・フランクフルト株式相場は5日ぶりに反発。前日にトランプ米大統領が欧州8カ国に対する追加関税を見送る考えを示したことで、米欧貿易摩擦への警戒感が和らぎ株買いが広がった。個別ではフォルクスワーゲン(6.51%高)やポルシェ・オートモービル・ホールディング(4.32%高)、ハイデルベルク・マテリアルズ(4.28%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は下落した。

中村

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最終更新:1/23(金) 3:25

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