【本日の見通し】介入警戒感強まる、ドル円の地合いは堅調

4/19 7:55 配信

みんかぶ(FX)

【本日の見通し】介入警戒感強まる、ドル円の地合いは堅調
   
 昨日の海外市場でドル円はドル全般の堅調地合いもあってしっかりとした動きを見せた。もっとも介入警戒感から155円手前の買いには慎重な姿勢が見られた。
 G20が終了し、市場では介入に向けた期待が強まっている。オプション取引に絡んだ売りがあると見られる155円00銭前後をしっかり超えると、取引の性質上ストップロス注文が出てくる可能性が高く、一気の上昇となる可能性がある。それだけに介入への期待が強いが、実際に入るかどうかは未知数。
   
 実際の介入が入った場合、150円を割り込むような水準までの押し下げが見込まれる。介入がなければ、ドル全般の堅調な地合いから155円を意識する展開となりそう。ただ、介入警戒感から積極的な買いを入れにくい面があり、152円トライの時のように、意識しつつもなかなか大台超えまでは行かないという展開となる可能性もある。
   
 口先介入やレートチェック、さらには一時的な大口の売りによる、いわゆるなんちゃって介入による一時的な下げにも注意したい。
   
 ユーロドルは上値の重さが意識される。1.0600前後のサポートがまだ残っていると見られ、1.06台前半での売りには少し慎重も、戻りが鈍い。
  
 ユーロ円は不安定な動き。165円手前で上値を抑えられたこともあり、目先は売りが出やすい地合いか。ただ、ドル円の押し目がしっかりしている分、ユーロドルがどこまで下げれるのかにかかっている。
  
MINKABU PRESS 山岡和雅

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最終更新:4/19(金) 7:55

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