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前場コメント No.8 栄研化、クオンタムS、ベステラ、住阪セメ、アステリア、トビラシステム

3/11 11:31 配信

トレーダーズ・ウェブ

★10:18  栄研化学-続落 秩父宮妃記念結核予防功労賞を受賞
 栄研化学<4549>が続落。同社は8日、結核予防に大きな功績があった個人や団体を顕彰する第27回秩父宮妃記念結核予防功労賞において、国際協力功労賞を受賞したと発表した。
 
 1999年に同社が独自開発した遺伝子増幅技術LAMP法を用いた結核検査システム「TB-LAMP」は、2011年の発売からグローバルに活用されており、開発途上国でも実施可能な遺伝子検査として世界の結核の撲滅に貢献したとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★10:22  クオンタムソリューションズ-大幅安 前期営業益を下方修正 一転赤字へ
 クオンタムソリューションズ<2338>が大幅安。同社は8日、24.2期通期の連結営業損益予想を従来の4500万円の黒字から7.4億円の赤字(前期は3.9億円の赤字)に下方修正すると発表した。
 
 新規ゲーム事業の開発費先行投資3億円を加えて増加する販売管理費を見込んでいることを踏まえた。

★10:30  ベステラ-急落 前期は営業黒字転換も純利益は計画を下振れる
 ベステラ<1433>が急落。同社は8日、25.1期通期の連結営業利益予想を4.2億円(前期比70.1%増)にすると発表した。新たに見直した中期経営計画である「脱炭素アクションプラン2025」を基に、工法の革新、IT活用、人事戦略の3つの重点戦略に注力するとしている。

 24.1期通期の連結営業損益は2.5億円(前年同期は2.2億円の赤字)だった。
 
 新規の大型工事の受注・引き合いが好調に推移し、大型の受注工事の着工時期が同期に集中した。新たにグループに加わった2会社との事業シナジー効果もあり、営業増益を達成した。

 なお、同社は2月16日に見通しを上方修正しており、営業利益(2.5億円)は計画の2.3億円を上回ったものの、純利益は2.3億円と計画の2.9億円を下振れた。これが嫌気されて、株価は大きく売られている。

★10:32  住友大阪セメント-SMBC日興が投資評価を引き上げ 目先の悪材料は出尽くし
 住友大阪セメント<5232>が続伸。SMBC日興証券は、目先の悪材料は出尽くしとして、投資評価を「2」→「1」へ、目標株価を3700円から4400円に引き上げた。

 3月4日に日経平均採用銘柄からの除外が公表されたが、25.3期に向けては国内セメント事業の業績改善、新材料事業では半導体製造装置向け静電チャックの底打ちを織り込むタイミングにあると判断。静電チャックは、24.3期下期から減速感が強まっているが、25.3期後半にかけては在庫調整進展による業績の底打ちが見込まれるうえ、26.3期後半からは製造能力増強によって業績貢献が拡大する可能性があると予想する。仮に25.3期の業績回復ペースがSMBC日興予想よりも速い場合には株価のアップサイドとなろう、と指摘している。

★10:33  アステリア-大幅安 通期売上収益を下方修正 連結子会社の譲渡が響く
 アステリア<3853>が大幅安。同社は8日、24.3期通期の連結売上収益予想を従来の45.0億円から29.0億円(前期比14.2%減)に下方修正すると発表した。
 
 連結子会社であるThis Placeの全株式の譲渡により、当初計画していた売上収益が減少する見込みとなったことを踏まえた。
 
 併せて。未定としていた24.3期の期末配当予想を4.5円(前期末は4.5円)にすると発表した。年間配当予想は6.5円(前期は4.5円)となる。

★10:39  トビラシステムズ-大幅安 1Q営業益11%増も材料出尽くし
 トビラシステムズ<4441>が大幅安。同社は8日、24.10期1Q(11-1月)の営業利益は2.0億円(前年同期比11.2%増)だったと発表した。迷惑情報フィルタ事業において、各種サービスの販売が堅調だった。
 
 なお、株価は上昇する場面もあったが、地合いが悪い中、目先の材料出尽くし感が強まり、大きく売られる展開となっている。
 

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最終更新:3/11(月) 11:31

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