「人生100年時代」のムリしない節約3つとは?

5/15 11:30 配信

あるじゃん(All About マネー)

人生100年を無事に生きるには、日々の支出を管理し、ムダなお金を使わないことが大切です。そうは言っても、毎日ケチケチして、心が貧しくなるような節約はイヤなもの。

今回は、「ムリをしないこと」を軸にした節約を3つご紹介します。

◆ムリしない節約1:支出を見直す

たとえ収入が多くても、ムダな支出が多ければお金は貯まりません。見栄を張って、欲しくないもの、必要のないものを買うことのないよう、日々の支出に目を光らせましょう。

家計費の中で、住居費、車両費、保険料、通信費などの固定費は、一度見直すだけで大きな効果が得られる費目です。通信費であれば、データ通信の容量や万が一の補償、オプションサービスなど、大は小を兼ねるとばかりに契約しているかもしれません。

必要最小限になるよう契約を見直し、不足があればまた追加するようにしましょう。

また万が一のためといって、保障額を必要以上に高く設定したり、保障が重複するような保険にいくつも加入したりするのは、ムダです。適正な保障額の保険に切り替えましょう。

また、サブスクリプション(サブスク)で契約している商品やサービスの料金などはささいな支出と思うかもしれませんが、継続的に発生すれば、かなりの額になります。定期的に見直しを行いましょう。

◆ムリしない節約2:お金のかからない趣味を見つける

日常生活がいつも同じだと退屈してしまいます。若いうちから適度に頭を使う、お金がかからない趣味を持つといいでしょう。例えば以下のようなものがあります。

●写経
写経は、経典を書き写す仏教の修行です。276文字の般若心経(はんにゃしんぎょう)で行うのが一般的です。筆で1文字ずつ丁寧に書き写すには、1時間ほどかかります。

毎日写経を続けることで、集中力が養われ、精神が安定します。また、字もどんどん上達するでしょう。写経に必要なものは、ペンと写経手本と写経用紙だけです。

●映画鑑賞
最近は、NetflixやAmazon Prime Videoなどの動画配信サービスが充実しています。インターネットの環境があれば自宅が映画館になります。休日は家でゆっくり過ごしたいと思っている方や、時間にゆとりのある高齢の方にはおすすめです。

さらに、観た映画の感想文などをノートにまとめたり、ブログで発信したりすれば、趣味を深めることができるでしょう。

●読書
読書も時間にゆとりのある高齢者にはうってつけの趣味です。推理小説や歴史小説など、自分の興味のあるジャンルを中心に、読書をたのしみましょう。その際、図書館を利用すれば、タダで多くの本を読むことができます。

あまり本を読むのが好きではない人は、NHKの「らじる文庫」で聴く読書がおすすめです。NHKの「らじる文庫」は、アナウンサーが短編小説を朗読します。

◆ムリしない節約3:散歩で心身をリフレッシュする

体を若々しく保つためには運動が必要ですが、運動をするためにジムなどに通うとお金がかかってしまいます。お金がかからず、体にムリもかからず、継続できるものといえば「散歩」が最適ではないでしょうか。健康を維持できれば医療費の節約にもつながるのです。

歩くことは有酸素運動になります。スマホに無料の「健康管理」アプリを入れて「ポイ活」をすれば、ポイント稼ぎもでき、モチベーションも上がるでしょう。

以上の3つの節約術はいつでもムリなく始められることばかりです。ぜひできることから試してみてください。

文:舟本 美子(ファイナンシャルプランナー)

3匹の保護猫と暮らすファイナンシャルプランナー。会計事務所、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として勤務後、FPとして独立。人と比較しない自分に合ったお金との付き合い方、心豊かに暮らすための情報を発信しています。

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最終更新:5/15(水) 11:30

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