〔東京株式〕下げ幅縮小＝ハイテク株に押し目買い（1日後場寄り付き）

　（後場寄り）後場の日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比140円85銭安の3万8264円81銭で始まった。前場に売られたハイテク株に押し目買いが入っている。

　（前引け）【プライム】インフレ長期化懸念を背景とした前日の米株安を引き継ぎ、ハイテク株を中心に幅広い銘柄に売りが出た。午前の終値は日経平均株価が前日比216円12銭安の3万8189円54銭と軟調だった。東証株価指数（TOPIX）は17．47ポイント安の2725．70。
　77％の銘柄が値下がりし、値上がりは21％。出来高は8億8796万株、売買代金は2兆5134億円。
　業種別株価指数（33業種）は海運業、証券・商品先物取引業、輸送用機器が下落。上昇は陸運業、電気・ガス業、水産・農林業など。
　【スタンダード】スタンダードTOP20は反落。出来高は2億5000万株。
　【グロース】グロースCore、グロース250はともに下落した。

　（10時10分）日経平均株価はマイナス圏で推移している。インフレ長期化懸念で下げた米国株に連れて朝方に売られた後は300円前後の値下がりが続いている。

　（寄り付き）日経平均株価は前日の米株安を受け、3営業日ぶりに反落して始まった。始値は前日比298円28銭安の3万8107円38銭。（了）