【ゲームエンタメ株概況(11/13)】新作『モンハンアウトランダーズ』を材料にカプコンが後場急騰 カバーは3日続伸 エクストリームは後場に入って一時S高
11月13日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比654.43円安の3万8721.66円で取引を終えた。米大統領選でのトランプ氏の勝利による経済への好影響を見込んだ買いが一巡し、一時は下げ幅700円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は38銘柄(40%)、下落は54銘柄(57%)、変わらずは2銘柄(2%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、カプコン <9697> が後場に入って急騰した。カプコンは、Tencent Gamesのモバイルゲーム開発の主要スタジオTiMi Studio Groupが、同社との共同開発タイトルとなるスマートフォン向け最新作『モンスターハンターアウトランダーズ』を発表したことが株価の刺激材料になったようだ。
また、カバー <5253> が3日続伸し、一時2670円まで買われた。カバーは、前日11月12日に発表した第2四半期決算が10月29日に発表した業績予想の上方修正の数字も上回ったことが市場の評価につながったもよう。
この日の後場場中に2025年3月期通期の連結業績予想の上方修正と、発行済株式総数の1.48%に当たる8万株、1億円を上限とした自社株買いを発表したエクストリーム <6033> も後場に入って一時ストップ高となるなど急騰した。
半面、第3四半期決算が市場コンセンサスに到達しなかったとの見方からネクソン <3659> が急落し、年初来安値を更新した。
gamebiz
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最終更新:11/13(水) 17:33