5日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では153.51円と12時時点(153.32円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。午前に大幅に下落した日経平均が下げ幅を縮小して一時5万円の大台を回復するのをながめ、153.50円台まで値を戻した。午前につけた日通し高値153.75円が目先の抵抗として意識されるも、下押しは限られた。
なお、米政府機関の一部閉鎖は36日目に突入して史上最長を更新した。
ユーロ円は買い戻し。15時時点では176.41円と12時時点(176.14円)と比べて27銭程度のユーロ高水準だった。日経平均が下げ幅を縮小したほか、ダウ先物がプラス圏を回復するなど、リスク回避ムードが和らぐ中、一時176.40円台まで上昇して朝方に付けた本日高値に迫った。
ユーロドルは様子見。15時時点では1.1492ドルと12時時点(1.1488ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。円主体の動きとなる中で1.1490ドルを挟んでの小動きとなっており、欧州勢の本格参入待ちの様相が濃い。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.96円 - 153.75円
ユーロドル:1.1480ドル - 1.1498ドル
ユーロ円:175.71円 - 176.54円
川畑
最終更新:11/5(水) 15:07