ソースネクスト子会社のポケトーク、富士ソフトと資本業務提携

4/3 9:30 配信

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ソースネクスト株式会社 (4344) の連結子会社であるポケトーク株式会社(東京都港区)は、3月 27 日に、富士ソフト株式会社(9749)と、ソフトウェア開発及び端末・ソフトウェアの販売展開において中長期的なパートナーシップを構築するため、資本業務提携契約を締結することを決定した。

ポケトークは、翻訳機及び翻訳に関するソフトウェアの企画開発、製造、 利用許諾、販売を行う。

富士ソフトは、組込系ソフトウェア開発、業務系ソフトウェア開発を行う。




業務提携の理由

ポケトーク社は、「言葉の壁をなくす」をミッションに掲げ、AI 通訳機「POCKETALKⓇ(以下、ポケトーク)」や、音声とテキストによるリアルタイム翻訳を可能とするソフトウェア「ポケトーク for BUSINESS 同時通訳(現名称:ポケトーク ライブ通訳)」を販売してきた。

ソフトウェア開発における高い技術力と幅広い販売網を有する富士ソフト社との間で、ソフトウェア開発及び端末・ソフトウェアの販売展開に係る資本業務提携契約を締結することにより、既存製品の改良や新製品の開発を加速するとともに、新たな市場や顧客の開拓を進め、国内外で急速に高まりつつある多言語対応への需要獲得を目指す。




資本業務提携の内容等

資本提携の内容

① 増資前の株式数 :119,199株

② 発行株式数 :5,000 株

③ 払込金額(発行価額) :1株につき20万円

④ 払込金額の総額 :10億円

⑤ 割当方法 :第三者割当増資

⑥ 割当先 :富士ソフト株式会社

⑦ 発行後のソースネクスト社持分比率 :80.5%

業務提携の内容

技術協力による製品・サービスの革新

富士ソフト社の有するソフトウェア開発技術とポケトーク社の有する音声通訳技術を掛け合わせることで、両社が提供する製品・サービスの品質や機能性を向上。加えて、富士ソフト社の法人顧客向け販売に関する豊富な知見を活かし、ビジネス需要の大きい大企業向けに特化した、ポケトークのソフトウェアに係るエンタープライズ用ビジネス基盤開発について協業。

市場の拡大

富士ソフト社の幅広い販売網とポケトーク社の AI 音声通訳技術によるグローバルビジネスの拡張性を活かし、国内外の新たな市場や顧客を開拓。

文教市場に特化したオリジナル端末の共同開発及び販売

富士ソフト社の製品へポケトーク社の有するAI音声通訳技術を導入し、教育機関向けに特化したオリジナル端末を開発・販売し、文教市場における通訳需要を獲得。

開発コストの削減と販売活動の効率化

共同での研究開発や販売活動の実施により、開発コストの削減及び販売活動を効率化。

調達資金の使途

「ポケトーク」ブランド製品・サービスの新規開発費、グローバルでの販路拡大のための販売促進費及び認知度向上のための広告宣伝費、事業推進のための人材獲得及び人件費等に充当していく予定。




日程

契約締結日 2024年3月末頃(予定)

払込日 2024年4月12日(予定)

【システム・組込ソフト開発・情報処理支援業界のM&A・事業承継の動向はこちら】

(提供:日本M&Aセンター)



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最終更新:4/3(水) 9:30

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