エヌビディアCEO、AI開発の費用抑制見込む-テクノロジー発達で

2/12 23:22 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 米エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、向こう数年間におけるコンピューター技術の発達により人工知能(AI)の開発コストは抑制されるとの見通しを示した。オープンAIのサム・アルトマンCEOはAIプロジェクト向けに7兆ドル(約1044兆3300億円)の調達を目指していると一部で報じられているが、そうした水準をはるかに下回るというのがフアン氏の見解だ。

フアン氏は12日、ドバイで開かれた「世界政府サミット」で、「コンピューターの購入台数が増えることだけを想定してはいけない。コンピューターが高速化し、それにより必要とする総量があまり多くならなくなることも想定する必要がある」と述べた。エヌビディアのAIアクセラレーター製品は最も需要が高い。フアン氏は、そうした製品は「ますます高速化している」とし、半導体業界がAI関連コストを引き下げると確信している。

米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、オープンAIのアルトマンCEOがAIプロジェクト推進のための半導体戦略向けに、アラブ首長国連邦(UAE)を含む中東の投資家から7兆ドルを調達することを目指していると報道。フアン氏はこの報道に言及した。

ただそれでも、AIに対する支出増加が近く終わるとはフアン氏はみていない。サミットにおける発言で同氏は、AI向けデータセンターにかかる世界全体のコストは向こう5年間で倍増すると予想した。

フアン氏は「われわれは新たな時代の幕開けを迎えている。現在設置されているデータセンターの規模は約1兆ドルだ。今後4、5年の間にその規模は2兆ドルとなり、世界中のソフトウエアを動かしていくだろう」と述べた。

原題:Nvidia CEO Says Tech Advances Will Keep AI Cost in Check(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.

Bloomberg

関連ニュース

最終更新:2/12(月) 23:22

Bloomberg

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング