株式とドルの間に負の相関関係があることから、ドルロングは優れた株式ヘッジとなるとの指摘が出ている。為替市場のボラティリティが低水準となっており、オプションによるドルロング形成が有利だという。
米経済のアウトパフォーマンスが長続きしていることや、トランプ氏が米大統領選で勝利した場合、関税が課される見通しであることから、対ユーロや対カナダドルでのドルロングが好ましいという。
また、ユーロドルのプットオプション(売る権利)は、米国債利回り上昇のシナリオに対する魅力的なヘッジになるとも指摘。ユーロドルのボラティリティは過去2年以上で最低水準に低下しており、非常に値動きが落ち着いている。
EUR/USD 1.0934 USD/CAD 1.3474
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
みんかぶ(FX)
最終更新:3/13(水) 23:25
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