後場コメント No.2　三井化学、コナミＧ、ＳＯＭＰＯＨＤ、佐藤渡辺、トーメンデバ、ＬＩＮＥヤフー

★12:55　 三井化学－8日続伸　廃プラ分解油によるケミカルリサイクル製品の製造開始
　三井化学<4183>が8日続伸。同社は22日、廃プラスチックを原料とした熱分解油（以下、廃プラ分解油）を、同社大阪工場のクラッカーへ投入し、マスバランス方式によるケミカルリサイクル由来の誘導品の製造・販売を開始したと発表した。

　マスバランス方式は「原料から製品への加工・流通工程において、ある特性を持った原料がそうでない原料と混合される場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品の一部に対してその特性の割り当てを行う手法」だという。
　
　同社グループは認証制度として欧州で広く採用されているISCC PLUS認証に基づき、マスバランス方式によるケミカルリサイクル製品を市場展開していく予定だとしている。

★12:56　 コナミＧ－大和が目標株価引き上げ　相対的に選好されやすい状況が目先継続へ
　コナミグループ<9766>が5日ぶり反落。大和証券では、相対的に選好されやすい状況が目先続くと予想。レーティングは「2（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を8600円→11600円に引き上げた。

　大和では、目先の業績モメンタムは同業他社比で最も良く、強い株価の推移は継続すると予想している。一方で大型タイトルの発売時期確定後は、その収益性へ株式市場の関心が移ると想定。現状は年頭所感通り、2024年前半の注目銘柄との見方を維持するとしている。

★13:02　 ＳＯＭＰＯＨＤ－底堅い　自動運転サービスの社会実装に向けたソリューションの提供開始
　ＳＯＭＰＯホールディングス<8630>が底堅い。同社傘下の損害保険ジャパンは22日、グループ会社3社とともに、安心・安全な自動運転の社会実装に向けて、2024年4月、自治体や交通事業者をサポートするためのパッケージソリューションの提供を開始すると発表した。
　
　自動運転リスクアセスメント、自動運転専用保険など、自動運転走行開始前の計画段階から自動走行開始後のアフターサービスまで、総合的なサポートを提供することで、安心・安全な自動運転サービスの実装を支援するとしている。

★13:05　 佐藤渡辺－後場買い気配　1株を2株に分割　基準日は5月31日
　佐藤渡辺<1807>が後場買い気配。同社は22日13時、株式分割を行うと発表した。5月31日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。

★13:06　 トーメンデバイス－後場上げ幅拡大　通期営業益を上方修正　期末配当予想も増額
　トーメンデバイス<2737>が後場上げ幅拡大。同社は22日13時、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の79.0億円から92.0億円（前期比24.8％減）に、期末配当予想を160円から200円（前期末は300円）に上方修正すると発表した。

　従来予想では在庫調整局面からの本格回復に至っていない状況を踏まえていたが、メモリー価格が上昇基調にあるなか顧客の購買意欲が堅調となっている。円安で推移したことによる売上総利益の増加も寄与する。年間配当予想は期末と同額。

★13:20　 ＬＩＮＥヤフー－底堅い　広告文を生成AIが提案する機能を提供開始
　ＬＩＮＥヤフー<4689>が底型い。同社は22日、「Yahoo!広告検索広告」において、広告管理ツール上で生成AIによるタイトル・説明文を提案する機能（以下、本機能）の提供を開始したと発表した。
　
　同機能では、広告主が広告に設定するリンク先URLを入力すると、そのウェブサイトの情報をもとに生成AIがタイトル・説明文を提案する。同機能の活用により、広告作成の手間や時間が削減され、効率的に広告作成が可能となるとしている。