4月15日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比290.75円安の3万9232.80円で取引を終えた。中東の地政学的リスクの高まりから朝方から売り物が先行し、一時は下げ幅700円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、テンダ <4198> が3日ぶりに反発し、一時2400円台を回復した。テンダは、前週末4月12日に発表した第3四半期決算が2ケタ増収となったことに加え、5月31日を基準日とした1対3株の株式分割を実施すると発表したことが市場の注目を集めたようだ。
また、第3四半期決算は大幅減収、最終赤字となったものの、変則16ヵ月決算となる2024年9月期の業績予想は黒字回復予想としているUUUM <3990> は目先の悪材料出尽くしとみた買いが入った。
半面、前週末4月12日に第3四半期決算発表と同時に通期業績予想の上方修正と5月31日を基準日とした1対4株の株式分割を発表したものの、IGポート <3791> は利益確定の売り物に押されて大幅続落した。
この日の大引け後に第2四半期決算の発表を予定していたワンダープラネット <4199> は発表内容への警戒感から売られた。
後場場中に2024年2月期決算を発表した松竹 <9601> は、大引けにかけて値を崩す展開となった。
gamebiz
最終更新:4/15(月) 17:19
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