前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
■松屋 <8237> 1,054円 (-46円、-4.2%)
東証プライムの下落率6位。松屋 <8237> [東証P]が大幅反落。2日の取引終了後、5月の売上速報を開示した。銀座店の売上高は前年同月比22.6%減。減収率は4月の18.4%を上回り、嫌気されたようだ。円安が進行した前年の実績が高水準だったことに加え、ルイ・ヴィトンの改修などの要因が重なり、免税売上高が落ち込んだ。ルイ・ヴィトンに関しては今月21日にリニューアルオープンする予定としている。
■バイセル <7685> 2,985円 (-60円、-2.0%)
BuySell Technologies <7685> [東証G]が続落。2日取引終了後、海外募集による160万株の新株式発行と、既存株主による214万株の海外売り出しを実施すると発表した。新株発行で調達する約43億円(手取り概算額)はM&Aに伴う金融機関からの借り入れの返済資金の一部に充てる。株式価値の希薄化や需給悪化を懸念した売りが優勢となった。
■高島屋 <8233> 1,119円 (-12円、-1.1%)
高島屋 <8233> [東証P]が3日続落。2日取引終了後、5月度の店頭売り上げ速報を発表。国内百貨店の合計は前年同月比7.6%減、既存店ベースでは同6.2%減となった。免税売上高は同41.7%減だった。国内顧客は食料品の新規催事などが堅調に推移したこともあり前年実績を上回った。一方、インバウンド顧客はラグジュアリーブランドをはじめとする高額品がマイナスとなった影響が大きかった。
※3日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋
株探ニュース(minkabu PRESS)
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最終更新:6/4(水) 5:34