増産報道のキオクシア反発、ソフトウェア関連銘柄は軒並み高!/日経平均反落【今日の注目株&日本株市場見通し】「デイリーZAi」8月27日号
◆今日の内容を10秒でチェック!
・日経平均は3日ぶり反落、エヌビディア好決算も利益確定売り
・増産報道のキオクシア反発、ソフトウェア関連銘柄は軒並み高
●今日の株式相場&話題株 早わかり!
3日ぶり反落、エヌビディア好決算も利益確定売り
【今日の相場】
日経平均株価は3日ぶり反落! 26日の米国市場ではNYダウが4日ぶりに反落した。7月の個人消費支出(PCE)価格指数が市場予想を上回り、インフレ懸念から長期金利が上昇して相場の重石になった。ただ、取引終了後にエヌビディアが発表した決算は市場予想を上回り、時間外取引で株価が上昇。これを好感した買いが先行し、今日の日経平均株価は取引開始直後に一時6万6954.69円(+692.53円)まで上昇した。しかし、買いが一巡するとハイテク株の一角に利益確定の売りが出て、前場中ごろには一転6万5782.59円(-479.57円)まで下落。その後は売り買いが交錯してもみ合う場面が多かった。
今晩の米国市場ではエヌビディアの決算を受け、ハイテク株の物色に広がりが見られるか注視したい。また、今日から経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開幕し、28日には連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長が講演する。ウォーシュ氏はこれまで金融政策の先行きをめぐる発言を避けてきたが、長期金利の上昇を受けて何らかの説明がなされるか注目だ。
【日経平均】66131.98円↓
(-130.18円)
【グロース250】797.96↑↑
(+16.81)
【NYダウ】53463.88ドル↓
(-113.52ドル、26日)
【ナスダック】26130.197→
(-21.103、26日)
【今日の話題株】
◆キオクシアホールディングス(285A)
5万2500円(+2500円)
反発。「岩手県に新たな製造棟を建設する」と各種メディアが報じ、会社側も「検討していることは事実」と公表した。AI(人工知能)普及で半導体メモリーの需要が急増しており、増産投資を急ぐようだ。26日の米国市場でメモリー関連のマイクロン・テクノロジーやサンディスクが買われたほか、エヌビディアが市場予想を上回る決算を発表したことも追い風となった。
◆フリー(4478)
4230円(+415円)
クラウド会計ソフトを手掛け、3日ぶり大幅反発。同社のほかラクス(+4.50%)、マネーフォワード(+4.18%)、Sansan(+3.61%)などのソフトウェア関連銘柄が軒並み上昇した。米国では26日の取引終了後、顧客管理ソフトのセールスフォースが5〜7月期決算を発表。市場予想を上回り、時間外取引で株価が急伸した。AIによる代替懸念が後退し、関連銘柄に買いが入った。
◆ヤマハ発動機(7272)
1906.5円(-48.5円)
3日続落。ヤマハが保有するヤマ発株の一部を売却したと発表している。従来保有していた2892万株(発行済株式の2.84%)のうち、1400万株(同1.37%)について証券会社を通じたブロックトレード(まとまった株の相対取引)で売却した。ヤマ発の株価は決算を受けて大きく上昇したが、今日は株式需給(売りと買いのバランス)の悪化懸念から売りが出たようだ。
ザイ編集部
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