東京市場サマリー(13日)

5/13 19:22 配信

時事通信

 【東京株式】小幅反落=方向感乏しく
 日経平均株価は、前営業日比49円65銭安の3万8179円46銭と小幅に反落して取引を終えた。プライム市場は、前週末の取引時間終了後に発表された決算などを受けた物色が一巡した後は目立った材料がなく、方向感に乏しい展開となった。東証株価指数(TOPIX)は、4.13ポイント安の2724.08で終了した。49%の銘柄が値下がりし、49%が値上がりした。出来高は19億7474万株、売買代金は4兆6093億円。
 【東京外為】ドル、155円台後半=米金利高止まりで上昇
 東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、時間外取引で米長期金利が高止まりしたことに支援され、1ドル=155円台後半で上昇している。午前中は、日銀が国債買い入れを減額したことで一時売られたが、その後は戻り歩調となった。午後5時現在、155円88~88銭と前週末(午後5時、155円68~70銭)比20銭のドル高・円安。ユーロは終盤、対円では小高く、対ドルは小動き。午後5時現在は、1ユーロ=167円97~97銭(前週末午後5時、167円84~86銭)、対ドルでは1.0774~0774ドル(同1.0780~0780ドル)。
 【東京債券】先物、下落=長期金利は0.940%
 債券先物は下落。長期国債先物の中心限月2024年6月物は、前週末比30銭安の143円96銭で取引を終えた。長期金利の指標となる新発10年物国債374回債利回りは、前週末比0.035%上昇の0.940%となっている。
 【短期金融市場】無担保コール翌日物速報値、0.077%
 日銀が発表した短期金融市場での無担保コール翌日物金利の速報値は、加重平均が0.077%(前営業日確報値は0.077%)、最高レートは0.078%(0.078%)、最低レートは0.065%(0.060%)だった。
 【東京原油】ドバイ原油、WTI安受け急反落
 東京商品取引所のドバイ原油先物相場は急反落。中心限月10月きり(6番ぎり)の清算値は、前週末比1270円安の7万6440円。日中立ち会いは、先週末10日のニューヨーク原油(WTI)先物相場が、米利下げ期待の後退で軟化したことから、大幅安で始まった。寄り後は取引中のWTIを眺め下げ幅を広げたが、売り一巡後は引き戻し、日中始値をやや上回って終了した。
 【JPX金】NY安受け小反落
 大阪取引所の金先物相場は4営業日ぶりに小反落。中心限月2025年4月先ぎりの清算値は前週末比18円安の1万1798円。日中立ち会いは、先週末10日のJPX市場の終了時点に比べて為替相場が円安・ドル高に振れたことから、買いが先行。しかしその後は、取引中のニューヨーク金先物相場が軟調に推移したことからじり安となり、マイナス圏で取引を終えた。
 【経済統計】
◆4月のマネーストック、M3は1.6%増=伸び率は5カ月ぶり縮小―日銀
 【要人発言】
◆岸田首相、政治資金規正法改正「与党間で協力を」
 【ニュースから】
◆基本給上乗せ「10%以上」に=教員確保へ引き上げ提言―中教審部会
◆大和証G、あおぞら銀に15%出資=持ち分法適用会社に(了)

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最終更新:5/13(月) 19:26

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