3月CB米景気先行指数、0．3％低下＝市場予想よりも悪化

　【ニューヨーク時事】米民間有力調査会社コンファレンス・ボード（CB）が18日発表した3月の米景気先行指標総合指数（2016年＝100）は102．4と、前月から0．3％低下した。市場予想（ロイター通信調べ）は0．1％低下だった。
　一致指数は0．3％上昇の112．0、遅行指数は変わらずの119．0だった。
　CBの指数担当者は「2月は一過性の上昇だった」と指摘。指数は脆弱な米経済見通しを示しているとした上で「消費者の債務増加、金利高、根強いインフレ圧力が引き続き今年の経済活動のリスクになっている」と説明した。（了）〈STAT〉