三菱重工業-続落 ウォータージェット推進装置供給に向けスウェーデン企業と覚書締結
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三菱重工業<7011>が続落。同社は22日11時10分、防衛省の新たな輸送船舶となる「機動舟艇」に搭載するウォータージェット(WJ)推進装置の供給に向けて、スウェーデンの舶用推進機器メーカーであるマリンジェットパワー(以下、MJP)およびMJPの日本国内代理店をつとめる機械商社のマツイ(東京都港区)と協調して取り組むことで合意し、覚書に調印したと発表した。
防衛省は、本土から離れた南西地域への人員輸送や物資搬入に必要な能力を向上させる陸上自衛隊・海上自衛隊の共同部隊となる自衛隊海上輸送群(仮称)の新編に取り組んでおり、機動舟艇を含む揚陸用舟艇の同部隊への配備を進める計画だという。
MJPは、米国の陸軍や欧州の海軍などが運用する揚陸機動舟艇向けに、200台近いWJ推進装置を納入。機動舟艇と同サイズ級の揚陸機動舟艇では世界的に高いシェアを有しており、島しょ部の整備されていない浅瀬湾岸への接岸・揚陸における特殊操船・砂などの吸込みに対する耐久性を含めた安定稼働に高い信頼を得ているとしている。
なお、株価への好影響は限定的となっている。
トレーダーズ・ウェブ
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最終更新:11/22(金) 12:45