プライベートクレジット市場なお「大きな機会」-インベストコープ

3/29 13:33 配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): プライベートクレジット投資はバブル醸成の警告が増えているが、中東のオルタナティブ資産運用大手インベストコープのトップは依然として「大きな機会」だと指摘した。

バーレーンを本拠とするインベストコープのムハンマド・アラルディ執行会長は、伝統的な銀行が融資を増やすことは今後、難しくなり、プライベートクレジット・ファンドの継続的な成長に道が開かれると語った。インベストコープのクレジット運用部門の運用資産は約130億ドル(約1兆9700億円)。

アラルディ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「この分野は非常に洗練された投資家が多く、引き続き良好なリターンを実現している」とし、「3、4、5年後も大きな機会であり続けるかどうかは、これから分かるだろう」と語った。

1兆7000億ドル規模のプライベートクレジット市場は世界的な金融危機と銀行融資に対する資本規制厳格化をきっかけに急成長したが、監視の目は厳しさを増している。UBSグループのコルム・ケレハー会長は昨年終盤、プライベートクレジット市場でバブルを巡るリスクが高まっていると述べた。

UBS会長、プライベートクレジット市場のバブル化に警鐘

原題:Private Credit Is Still a ‘Great Opportunity,’ Investcorp Says(抜粋)

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最終更新:3/29(金) 13:33

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