米政府閉鎖、回避か=民主党上院トップが賛成に転換

3/14 10:00 配信

時事通信

 【ワシントン時事】米野党民主党上院トップのシューマー院内総務は13日、与党共和党主導の新たなつなぎ予算案に賛成票を投じる方針を表明した。現行のつなぎ予算の失効が14日に迫る中、前日に反対の意向を示していたシューマー氏の翻意で、予算切れによる政府機関の一部閉鎖は回避される見通しが強まった。
 2025会計年度(24年10月~25年9月)末までのつなぎ予算案は、共和党が過半数を占める下院で今月11日に可決された。上院の通過には民主党からの賛成も必要となるが、トランプ政権への反発を強める党内世論を背景に、シューマー氏は予算案を支持しないと明言。期間を1カ月に短縮することを求めていた。
 シューマー氏は13日の上院本会議で、「つなぎ予算案はひどいが、政府閉鎖が米国にもたらす影響はもっとひどい」と強調。やむなく賛成することに理解を求めた。 

時事通信

最終更新:3/14(金) 10:00

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