〔米株式〕ダウ続伸、136ドル高=ナスダックは急反発(28日)☆差替

1/29 6:38 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】28日のニューヨーク株式相場は、前日に大きく売り込まれた米半導体大手エヌビディアなどハイテク関連株に買い戻しが入る中、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比136.77ドル高の4万4850.35ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は391.76ポイント高の1万9733.59で引けた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比1億7511万株減の9億7216万株。
 中国の人工知能(AI)新興企業の台頭が米国勢の優位性を脅かすとの観測が浮上し、前日に急落したエヌビディアは8.9%高と、相場全体をけん引した。米国のAI市場に対する「冷静な見方」(市場参加者)が広がり、大きく買い戻された。AI事業に注力するマイクロソフトも前日に値を下げた反動から買われ、相場を支えた。
 一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が29日まで開く金融政策会合の内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂ったため、ダウは売り買いが交錯する場面もあった。
 米格安航空ジェットブルー・エアウェイズは25.7%安と急落した。同日発表した業績見通しに失望感が広がった。
 ダウ構成銘柄は、アップルが3.7%高、ボーイングが1.5%高、セールスフォースが3.7%高。キャタピラーは1.2%安、マクドナルドは0.7%安、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は2.1%安だった。(了)

時事通信

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最終更新:1/29(水) 7:26

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