日経平均40円安と続落、売り一巡後は一時上げ転換も上値重い=10日前場

2/10 11:54 配信

ウエルスアドバイザー

現在値
東レ1,046-20.50
日本製鉄3,473-20
伊藤忠7,249-144
三菱商2,787-37.50
ゴールド7,870+432

 10日前場の日経平均株価は、前週末比40円06銭安の3万8746円96銭と、TOPIX(東証株価指数)も同7.41ポイント安の2729.82ポイントと続落した。現地7日の米国株式市場で、米1月雇用統計の非農業分野の雇用者数が市場予想の平均に届かなかったことが嫌気され、NYダウが続落、ナスダック総合指数が4日ぶりに反落。その動きを受けて売りが先行。日経平均は午前9時8分に、同180円70銭安の3万8606円32銭を付けた。売り一巡後は、押し目を拾う動きから上げ転換する場面もみられたが、戻り待ちの売りに押されたほか、あす11日が建国記念日で休場となることもあり、上値は重かった。外国為替市場では1ドル=152円前後と、朝方の水準よりも円安方向にある。

 東証プライム市場の出来高は10億2028万株、売買代金は2兆1564億円。騰落銘柄数は値上がりが758銘柄、値下がりは812銘柄、変わらずは68銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち18業種が下落、15業種が上昇した。伊藤忠 <8001> 、三菱商 <8058> などの卸売株や、東レ <3402> 、ゴルドウイン <8111> などの繊維株が下落。日本製鉄 <5401> 、神戸鋼 <5406> などの鉄鋼株や、協和キリン <4151> 、第一三共 <4568> などの医薬品株も安い。三菱UFJ <8306> 、三井住友 <8316> などの銀行株や、JAL <9201> 、ANA <9202> の空運株も軟調。SMC <6273> 、菱重工 <7011> などの機械株や、ソニーG <6758> 、キーエンス <6861> などの電気機器株も弱い。一方、オリックス <8591> 、JPX <8697> などのその他金融株や、日本紙 <3863> 、北越コーポ <3865> などのパルプ紙株が高い。

 個別では、円谷FH <2767> 、鳥居薬 <4551> 、サンウェルズ <9229> 、高速 <7504> 、メガチップス <6875> が下落。半面、DeNA <2432> 、ぐるなび <2440> 、太陽誘電 <6976> 、東亜建 <1885> 、日本CMK <6958> などが上昇した。

提供:ウエルスアドバイザー社

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最終更新:2/10(月) 11:54

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