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【個人投資家】米国の有望株“3銘柄”への集中投資で資産2億円に!「参入障壁が高い・市場規模の拡大が見込める・経営者が有能」の3条件が揃った銘柄を狙え!

3/6 21:21 配信

ダイヤモンド・ザイ

 【新NISA】3銘柄の「米国株」への集中投資で資産2億円を築いた個人投資家の投資手法を公開! 

●100万円で投資した「エヌビディア」は3500万円に! 
じっくり調査した株に資金をつぎ込み、長期保有で成長を待つ! 
 「日本株も買ったことはありましたが、“これだ! ”と思う銘柄はあまりなかった」と話すのは、個人投資家のほげ太郎さん。2016年から米国株への投資を始め、比較的短い期間で資産2億円を達成したスゴ腕の持ち主だ。

 ほげ太郎さんは2016年に、生成AIなどに必要な画像処理装置のエヌビディア(NVDA)を100万円分ほど購入。旧NISAで買ったものを2021年にロールオーバーし、2024年の現在もまだ保有している。評価額はもともと100万円だったものが、3500万円まで膨れ上がった。

 2017年には“ピンとくる銘柄”がなく、新規の投資は見送った。だが、2018年に半導体企業のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)をNISA口座で約100万円、特定口座でも1000万円分購入している。

「バフェット流の長期投資を目指しています。まず、事業の参入障壁が高く、市場規模が大きくなる銘柄に注目します。市場規模自体が大きくなれば、売上が勝手に伸びていくからです。また、経営者が有能かどうかも重要なポイント。エヌビディアとアドバンスト・マイクロ・デバイセズは、これらのポイントを押さえていたので”確信”が持てた。アドバンスト・マイクロ・デバイセズの購入資金には、社内預金や日本株を売ったお金を充てました」(ほげ太郎さん)

 注目株については買った後もずっとウォッチし、ニュースや決算でほかの買い材料を見つけたときには、さらに買い増していく。2020年にはコロナ・ショックで安くなったテスラ(TSLA)を購入。EV市場の拡大を見込んだためだ。資産2億円は、このテスラとエヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズの3銘柄のみで達成したというからスゴイ。

 そのほかにもう1銘柄、遠隔医療のテラドック・ヘルス(TDOC)も保有中だが、まだ含み損状態。ただ「少なくともNISA保有期限の5年間(2026年末まで)は保有し続けるつもり」だという。

 ここまでのところでわかるように、ほげ太郎さんの投資スタイルは、厳選した数銘柄にドカッと資金をつぎ込む集中投資だ。「たまたま株価が上がっただけで、まぐれなのでは? 」という意地悪な声も聞こえてきそうだが、ほげ太郎さんはこれ以上ないほど銘柄を調べ尽くし、厳密に選定してから投資している。

「バフェットが『分散投資はリスクヘッジではなく無知に対するヘッジ』と言っているように、分散投資はしません。それより確信が持てた銘柄に集中投資します。買うまで数年間調べ続けて、複数の買い材料を見つけられたときに購入に至ります。もともとテクノロジーに興味があるため、半導体や技術について調べるのが好き。自分の身近な領域で銘柄を探したほうがいいと思います。また、長期のほうがシナリオを予想しやすいので、短期の売買はしません」(ほげ太郎さん)

 2022年のテック株の下落局面では、資産が半分になったものの保有を続けた。利益確定も、ほかに投資したい銘柄が出てこない限りしない。

 「一度、利益確定した後に買い戻そうと思ったら、株価が高くなっていて、買える株数が減ってしまったという失敗をしました。それ以来、上がったときも下がったときも、長期シナリオが崩れない限り売却しないと決めています」(ほげ太郎さん)

 ここまでの資産の増え方は、ほげ太郎さんとしても想定以上だった。仕事も嫌いではないので、今のところFIREは考えていないという。これまで通り、確信を持てた銘柄だけを長期保有していくやり方を、マイペースで続ける予定だ。

ダイヤモンド・ザイ

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最終更新:3/6(水) 21:21

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