英ポンド週間見通し:弱含みか、日英金利差縮小の思惑残る
■軟調推移、日英金利差の縮小を想定したポンド売り強まる
今週のポンド・円は軟調推移。日本銀行による年内追加利上げの可能性は残されており、英中央銀行による追加利下げの思惑もあることから、日英金利差の縮小を想定したポンド売り・円買いが活発となった。原油価格の下落も嫌気されたようだ。取引レンジ:190円16銭-194円62銭。
■弱含みか、日英金利差縮小の思惑残る
来週のポンド・円は弱含みか。米トランプ次期政権による英国への関税強化が想定され、英国経済の収縮を警戒したポンド売りが先行しそうだ。半面、英中央銀行は目先の利下げを急がない方針で、ポンドは売りづらい面もある。一方、日本銀行は金融正常化方針を堅持しており、12月の追加利上げを見込んだ円買いに振れやすい。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:188円00銭-193円00銭
《FA》
フィスコ
最終更新:11/30(土) 14:32