〔ロンドン外為〕円下落、144円台後半(17日午前10時)
【ロンドン時事】17日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日銀の早期利上げに対する慎重姿勢を受けて円売り・ドル買いが進み、1ドル=144円台後半に下落した。午前10時現在は144円82~92銭と、前日午後4時(144円01~11銭)比81銭の円安・ドル高。
前日の米長期金利の上昇などを背景に円安水準に切り下がった海外市場を引き継いだ。ロンドン市場は序盤から、日銀の政策金利据え置きや植田和男総裁の利上げに慎重な発言から円売り・ドル買いが優勢となる中、時間外取引での米金利低下を意識した円買い・ドル売りも見られ、レンジ内での取引となった。
対ユーロは1ユーロ=167円36~46銭(前日午後4時は166円93銭~167円03銭)と、43銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1547~1557ドル(同1.1586~1596ドル)。
ポンドは1ポンド=1.3543~3553ドル(同1.3591~3501ドル)。(了)
時事通信
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最終更新:6/17(火) 19:26