東京マーケットダイジェスト・21日 円小幅高・株大幅高

3/21 15:27 配信

トレーダーズ・ウェブ

(21日15時時点)
ドル円:1ドル=150.99円(前営業日NY終値比▲0.27円)
ユーロ円:1ユーロ=165.06円(▲0.15円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0931ドル(△0.0009ドル)
日経平均株価:40815.66円(前営業日比△812.06円)
東証株価指数(TOPIX):2796.21(△45.24)
債券先物6月物:145.41円(▲0.27円)
新発10年物国債利回り:0.740%(△0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.14500%(△0.04700%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
2月貿易統計(通関ベース)
季節調整前            3794億円の赤字   1兆7603億円の赤字・改
季節調整済            4516億円の赤字   126億円の黒字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。昨日NY時間からの流れを引き継いで円買い・ドル売りが先行した。鈴木財務相が「為替、高い緊張感もって動きを注視」と述べるなど、本邦当局者から円安けん制発言が伝わったことも相場の重しとなり、一時150.27円まで下押し。ただ、その後は日経平均株価の大幅上昇を支えにした買いが入り、151円台を回復する場面もあった。

・豪ドルは強含み。2月豪雇用統計が良好な結果となったことに豪ドル買いで反応し、対ドルでは0.6630ドルまで上昇。対円では100.08円まで上値を伸ばし、2014年12月以来の高値を更新した。

・ユーロ円は下値が堅い。ドル円の下落につれて164.35円まで下押す場面があったが、その後は日本株高を支えした買い戻しが進み、165.20円付近まで反発した。

・ユーロドルは小高い。昨日からの流れを引き継いで一時1.0939ドルまで上昇するなど、底堅く推移した。

・日経平均株価は大幅に3日続伸。昨日の米国株式市場でダウ平均などが過去最高値を更新した流れを引き継ぐ格好となり、幅広い銘柄に買いが入った。時間外の米株先物の上昇につれた買いも入り、半導体関連株を中心に上げ幅を拡大。指数は820円近く上昇して、史上最高値を更新した。

・債券先物相場は3営業日ぶりに反落。昨日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いで小高く始まったが、その後は持ち高調整売りに押された。この日実施された流動性供給入札が「低調だった」と受け止められると、需給の緩みを意識した売りが強まり、一時145円36銭まで下押しした。

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最終更新:3/21(木) 15:27

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