28歳・既婚会社員男性「家族のためにS&P500」2年間の積み立てで得た利益とメリットとは?

4/13 6:10 配信

あるじゃん(All About マネー)

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

◆28歳・会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は埼玉県に住む28歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

▼家族構成

本人、妻(28歳)

▼金融資産

年収:本人450万円(配偶者の年収は不明)
金融資産:現預金300万円、リスク資産130万円

▼リスク資産の内訳

・投資信託130万円

▼積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2022年から

2022年から約2年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は、NISAでS&P500に「月3万円」で開始。新NISAに移行してからは「月10万円」に積立額を増やしたとのこと。

運用実績については「元本100万円→運用益込130万円」と、着実に利益を生み出している様子。

実は「S&P500については、投資を始めた最初の3カ月はマイナスに推移していました」と、スタートから不安な状況を経験しています。

しかし「そこから少しずつプラスに転じてきて、半年後には1000円の運用益。1年後には10万円ほどの運用益を売ることができました」と、じわじわとプラスに転調したとのこと。

目に見えて好調とは言い難かった運用の始まりですが、意外にもよかったのが「自動的に口座から引き落とされるため、給料やボーナスが入ったときの散財癖はなくなりました」と、使ってしまったかもしれないお金を守ることができたことだといいます。

唯一、投資をやめようか悩んだのは「生活費の口座のお金が無くなりそうになった時」なのだそう。

積立投資については「ほったらかしでここまで運用益を得ることができているので、とても得をした気分です」と満足されていました。

◆28歳会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

ご自身について、「貯金ができない性格」だという投稿者。

投資を始めて一番よかったことは、「将来のお金の問題が緩和されたこと」だそう。

積み立てた資産は「子どもが生まれてからの教育費などで、高額になった時は引き出そうかと思っています」と、家族のために使うことを想定しています。

併せて「チャートを見ると(株価)上がっている(のが確認される)ため、毎日少しワクワクした気分になる」と、投資自体を楽しんでいる様子。

「投資について興味が広がっており、知識がついてきたら個別株にも挑戦したいと考えています」と意欲的にコメントされています。

マイナスからのスタート後も、前向きに投資に取り組んでいる投稿者が決めているのは、「どんなにマイナスになったとしても平常心でいること。過去の傾向から必ず上がると信じること」だそう。

新NISAについては「同じ銘柄を積み立てています」と語られていました。

※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします

あるじゃん(All About マネー)

関連ニュース

最終更新:4/13(土) 6:10

あるじゃん(All About マネー)

最近見た銘柄

ヘッドラインニュース

マーケット指標

株式ランキング