〔NY外為〕円、156円台後半(23日朝)

5/23 22:16 配信

時事通信

 【ニューヨーク時事】23日午前のニューヨーク外国為替市場では、円相場は1ドル=156円台後半でもみ合いとなっている。午前9時現在は156円75~85銭と、前日午後5時(156円77~87銭)比02銭の円高・ドル安。
 米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが優勢となった海外市場の流れを引き継いで取引を開始。米労働省が23日の朝方発表した新規の失業保険申請は、18日までの1週間で前週比8000件減の21万5000件と、市場予想(ロイター通信調べ)の22万件よりも良い内容となった。堅調な米雇用指標を受けて、早期の利下げが遠のくとの連想から指標発表の直前に比べやや円安・ドル高方向に振れたものの、その後は156円台後半で売り買いが交錯している。
 前日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月30日~5月1日開催分)では、インフレ鈍化に一段の進展がないとして、金利を長期にわたって据え置く可能性が示された。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0850~0860ドル(前日午後5時は1.0817~0827ドル)、対円では同170円10~20銭(同169円62~72銭)と、48銭の円安・ユーロ高。(了)

時事通信

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最終更新:5/23(木) 22:34

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