16日午前9時20分現在の暗号資産(仮想通貨)は、ビットコイン(BTC)が1BTC=1024万円前後(過去24時間比6.2%高)、イーサリアム(ETH)が1ETH=46万8000円前後(同3.7%高)、XRP(XRP)が1XRP=79円台後半(同1.9%高)となっている。ビットコインが1000万円台を回復するのは4月30日以来約2週間半ぶり。
15日の主要な暗号資産は、夜になって上げ基調を強めた。日中のビットコインはほぼ横ばいで推移し、ドルベースでは6万ドル台前半、円ベースでは960万円台でもみ合ったが、米国時間になってやや弱めの米4月CPI(消費者物価指数)や米4月小売売上高を受けて米利下げ開始時期への思惑からリスクオンの買いが先行。深夜に1000万円台を回復したあとも底堅く、16日の明け方にかけても強含みで推移した。
15日は、エルサルバドルが21年以降、火山の地熱エネルギーを利用して計474BTCを採掘していたと報じられている。ビットコインのマイニングには大量の電力が必要で、それが化石燃料に依存していることから批判的な見方が根強いが、エルサルバドルによる再生可能エネルギーの利用に注目が集まっているという。
提供:ウエルスアドバイザー社
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最終更新:5/16(木) 9:25
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