【ロンドン時事】3日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、日本政府・日銀による為替介入への警戒感が漂う中、1ドル=151円台後半で小動きとなった。正午現在は151円66~76銭と、前日午後4時(151円53~63銭)比13銭の円安・ドル高。
朝方は151円60銭台で取引され、狭いレンジでもみ合った。午前10時ごろからやや円売り・ドル買いが優勢となり、一時151円79銭前後まで下げたが、日本の通貨当局による為替介入が意識され、下値は限定的だった。この日はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されているほか、週末5日には3月の米雇用統計の発表が控えており、動きづらい状況が続いている。
対ユーロは1ユーロ=163円43~53銭(前日午後4時は163円14~24銭)と、29銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0770~0780ドル(同1.0760~0770ドル)。
ポンドは1ポンド=1.2572~2582ドル(同1.2561~2571ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9079~9089フラン(同0.9057~9067フラン)。(了)
時事通信
最終更新:4/3(水) 20:35
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