日経平均は121円安と反落、売り一巡後下げ幅縮小の展開に=17日後場
17日後場は日経平均株価が、前日比121円14銭安の3万8451円46銭と反落。TOPIX(東証株価指数)は同8.89ポイント安の2679.42ポイントと続落した。現地16日の米国株式が下落したことや、円高などを受け、日本株も朝方から売りが先行。引き続き、1月の日銀の利上げ観測への警戒感もあり弱含みで推移し、日経平均は午前10時55分に、同516円92銭安の3万8055円68銭を付けた。ただ、心理的なフシ目の3万8000円近辺で下げ渋る動きをみせたことから、買い手がかり材料難ながら同水準が意識され、下げ幅を縮小する展開となった。
東証プライム市場の出来高は17億5408万株、売買代金は3兆9481億円。騰落銘柄数は値上がりが688銘柄、値下がりは890銘柄、変わらず65銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち23業種が下落、10業種が上昇した。バンナム <7832> 、任天堂 <7974> などのその他製品株や、MS&AD <8725> 、東京海上 <8766> などの保険株が下落。豊田織 <6201> 、トヨタ <7203> などの輸送用機器株や、郵船 <9101> 、商船三井 <9104> などの海運株も安い。東レ <3402> 、ゴルドウイン <8111> などの繊維株や、INPEX <1605> 、石油資源 <1662> などの鉱業株も軟調。三菱UFJ <8306> 、みずほ <8411> などの銀行株や、浜ゴム <5101> 、ブリヂス <5108> などのゴム製品株も弱かった。一方、大和証G <8601> 、野村 <8604> などの証券商品先物株や、日本製鉄 <5401> 、神戸鋼 <5406> などの鉄鋼株が高い。
個別では、DeNA <2432> 、野村マイクロ <6254> 、東建物 <8804> 、Gunosy <6047> 、デジアーツ <2326> が下落。半面、ラクーンHD <3031> 、GMOインタ <4784> 、GDO <3319> 、日野自 <7205> 、ネクセラ <4565> などが上昇した。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
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最終更新:1/17(金) 15:56