【ロンドン時事】週明け29日の欧州株式市場はまちまちだった。英FT100種平均株価指数(FTSE100)は前週末終値比7.20ポイント(0.09%)高の8147.03と、3営業日連続で史上最高値を更新した。
ドイツ株式主要40銘柄指数(DAX)は0.24%安、フランスCAC40種指数は0.28%安、ストックス欧州600種指数は0.07%高だった。
英株は企業の好決算を材料に堅調に推移した。先週の好調な流れを引き継いだ欧州株は、この日発表されたドイツのインフレ率が市場予想を上回ったことを背景に、上昇幅を縮小。独株は下落した。
FTSEの構成銘柄では、賭け屋大手エンテインが4.34%高と上昇率トップ。鉱業大手アングロ・アメリカンが4.05%高、包装資材大手DSスミスが3.41%高と続いた。一方、小売り大手JDスポーツ・ファッションは2.95%安、建機レンタルのアシュテッド・グループは2.13%安だった。
DAXでは、ドイツ銀行(8.64%安)や高級車メーカーのポルシェ(2.81%安)、コメルツ銀行(2.59%安)が売られた半面、商用車大手ダイムラー・トラック・ホールディング(2.63%高)や電力大手RWE(2.52%高)などが買われた。(了)
時事通信
最終更新:4/30(火) 3:04
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