16日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=154円台前半で推移している。日米の金利差拡大観測を背景にドル買い・円売りが先行。仲値決済に向けて国内輸入企業による実需のドル買いも観測されたほか、中国人民銀行が人民元の基準値を元安方向に設定したことで元安・ドル高が進み、ドル・円の支えになった。中東情勢の緊迫化が有事のドル買いを誘っているとの見方もあった。一方、政府・日銀による円買い介入への警戒感もあり、ドル買いが一服すると伸び悩んだ。
提供:ウエルスアドバイザー社
ウエルスアドバイザー
最終更新:4/16(火) 15:01
Copyright © 2024 Wealth Advisor Co., Ltd. 記事の無断転用を禁じます。
© LY Corporation